今週のスーパーヒーロータイム

やっと甲子園終わって振替放送も済んで追い付いたと思ったらオーズが終わった。
オーズ最終話で胸いっぱいなのでとりあえずオーズの感想だけ書く。



仮面ライダーオーズ


いい最終話だった。
途中で尺足りるのこれ?という不安にかられたが綺麗に畳み掛けてくれた。



アンク死んじゃった…。
けど命が生まれたからこそ死ぬことが出来た、こんなに面白いことがあるか、という結論に哲学めいたものすら感じた。
ドクターマキィの「美しい終わりを迎えることで完成する」理論に通じるところがあるのを含めてね。
今後のオールライダーものと反故が出かねないのにアンクを殺してメダルも消滅させたのは英断だよなぁ。



ウヴァだけ真面目なギャグ時空にいたのには吹いた。ドクターマキィの連コや画面外から聞こえるウヴァの悲鳴は反則すぎる。
欲望を満たそうとして世界を終わらせるはずのグリードが、
メダルはもう沢山だと嘆き苦しみながら自我を崩壊させる末路に思うところがないわけでもない。



鴻上会長の真意も多少の脳内補完はいるもののはっきりした感じ。
最終的にメダルがすべて消滅したのに会長が嘆く様子もないのは、
本人的にはメダルという欲望の力がいかなる明日を切り開くかというところを見たかっただけで
映司がそれを果たしてくれたからもう満足なのかな…とか。



バトル面ではタトバ、プトティラ、タジャドルの各コンボに見せ場があったのは秀逸。
タトバでもなくプトティラでもなくタジャドルがラストを飾ったのは、
一人の大きい力でなく二人が手を取り合った力の方が強いというテーマを体現する形で大いに興奮した。
アンクのメダル名シャウトや並び立つタジャドルとアンクとか美味しすぎる…。
しかもドクターマキィが映司にメダルを追加投入したのが恐竜メダル七枚ギガスキャンに通じるシナリオ展開の巧みさ。
ああ、恐竜メダル残り四枚確保しないと。



この一年も楽しまさせてもらった。
フォーゼも楽しみになってきたな。