今週のドキドキ!プリキュア

2話。



前評判も大概だったりっかちゃんの重さが半端ないよ!
過去作では曖昧だった(本当にただの様式美でしかなかった)正体を隠す意味とか、
ノリと勢いで命のやりとりする場に参加するのってどうなの?ってとこをしょっぱなから掘り下げたのは好印象。
でもね、中学二年生の身の上で覚悟をいきなり見せられるのもそれはそれで…。
自分達の関係を例えるのに『幸せの王子』の王子像とツバメを出してくるとかそれ完全に心中宣言ですよね?



まわりくどい例えを使ったりウィットに富んだ返しを駆使するりっかちゃんの喋り方は、
単純に頭がいいとか勉強出来るってだけじゃないインテリな雰囲気がよく出てる。
重すぎるところも含めて、
スマイルの時とはまた別の意味で本来の対象年齢おいてけぼりじゃね?と心配になるくらい。
マナりつの幼馴染み描写もチラチラ出てくるわずかな描写でふたりの関係性や家族とのかかわりを見せてて良い。
この濃厚さでシナリオ進行度としてはまだりっかちゃん初変身にも至ってないという事実に戦慄する。



戦うという意味や他人を戦いに巻き込む危険を警告するのをきっちり描いたのを見た後だと、
幼年誌で先行したせいでさんざっぱらネタにされたまこpじゃなくて謎の戦士キュアソードさんの
「いいきにならないで!」
をはじめとするキュアハートに吐いた暴言も意味が変わってくるから面白い。
マナちゃんの
「すりへってないよ…(髪をいじりながら)」
とか今後の布石も仕込まれてて、
これからが楽しみである。



しいて文句を挙げるなら、
キュアハートの単独必殺技がなんか手抜きなのが残念だったか。
胸部メガ粒子砲ですやん。
まあ2〜4人で繰り出す合体技や手持ち武器で繰り出す技が後で控えてるのが確定的に明らかだからいいか。



…あれ、ありす様は?