今週のスマイルプリキュア!

バッドエンドプリキュア回。
…と思いきやミラクルジュエル関連のどんでん返しがメインと言いたい感。



ジョーカーがミラクルジュエルを探していたのは願いを叶えるためでなく一縷の望みすら奪うためだったという。
なんという悪の美学…。
しかしミラクルジュエルがどんな願いを叶えるというのは次代のクイーンの卵*1を守るための嘘の言い伝えで、
キャンディが次代のクイーンてかロイヤルクイーン様の娘、
ロイヤルクイーン様はもう死んでて今まで喋ってたのは残留思念だったとか怒濤のどんでん返しすぎる…。
ロイヤルクロックのカウントはキャンディの成長を刻んでたものだったというわけね。



でも、
こんなどんでん返しやるならもうちょい伏線張りや解説に時間割くべきだったんじゃ?
と思わなくもない。
ここに来てポップキャンディの兄妹関係もわからんちんになっちゃったし、*2
少なくともプリキュアVSプリキュアの片手間にやるような話ではなかったと思う。



…とりあえずバッドエンドプリキュアの方に話の舵を切ろう。



なおちゃんが「私達にそっくり」言った時に、
いやなおちゃんが一番似てないだろーとか思ってごめんなさい。
性格が反転というより利己的な方向に改変されているというのに、
やよいちゃんそのままじゃね?とか思ってごめんなさい。



全員声は同じなのにいい感じの悪党になってるのは中の人の上手さ故か。
特に笑顔は変わらないのに腹黒さを足されたバッドエンドハッピーのヤバさが半端ない。
今回は本家ハッピーの「ネガティブな私どいてぇぇぇぇ!!」からも、
ガンダムΖΖであったプルの「私よ、死ねー!」を彷彿とさせる危うさを感じた。
そういうのがふくえん声の真骨頂なんだろうか。



バッドエンドプリキュアとの決着は最後の個人回の流用であっさりと。
名前ネタのピース→世界平和はちょっと苦しかったかもしれない。
とにかく、迷いも悩みもしない偽物にはその先にある成長もないというわけで。
あっさりと言えばジョーカーもあれで終わりなんだろうか。
最期まで狂った笑いを浮かべたまま消えていったのはらしい最期ではあるが。



尺的に次回で決着、最終話は丸々エピローグに回す…とかだと嬉しい。

*1:バブクル→キャンディ→ミラクルジュエル→次代のクイーン て順番で変態するならミラクルジュエルは卵というより繭や蛹に近いもんだよね

*2:記憶操作されてるのかはたまたポップも実は王族なのか 実の妹じゃなかったというのならそれとなく匂わすくらいやってもよかったんじゃないの