ちょっとご無沙汰してました

木曜の夜に母方の爺さんが亡くなったので、
土日と葬儀に参列していた。



そこそこ前からボケ始めてて一日をほとんど寝て過ごすような感じだったんだけど、
嫁である婆ちゃんが足の怪我で入院してから一気に弱っていってそのままあっさり逝ってしまった。
でも齢八十八での往生だから天寿を全うした部類なんじゃね。
父方の爺さんなんて僕の生まれる10年以上前に四十五歳で死んでるからな。



血の繋がった祖父の死に対しての物言いとしては辛辣過ぎるかもしれない。
でも個人としてはともかく社会人としてかなりアレな御仁だったもんで、
うちの親父殿や実の娘たるおかんにも散々迷惑かけてたんでそのことに気付いてからは正直嫌っていた。
軽蔑してたと言ってもいい。



でもその爺さんに玩具を沢山買い与えられてた子供の頃があったから巡り巡って今のこの僕があるわけで、
あまり邪険に扱うのはそういった意味でもよろしくないだろう。
だから文字通り骨も拾ってやったよ。
僕が親戚一同の中で(婆ちゃんも含めて)骨壺に骨を放り込んだ分量が一番多かったくらいだし。
渡し箸せず骨壺に骨を直接シュゥゥー!!しようとする婆ちゃんを見て僕が「ちゃんと渡し箸しなくちゃ!」って言ってたら、
火葬場のエンチャントファイア担当お兄さんに
「あー渡し箸は別に喉仏の時くらいだけでいいですよ」
って言われてううnってなったりもしたけど。
そんな適当な加減でも橋渡し出来るとかあの世ってえらくアバウトなとこなんだな。



・・・いかんいかん、いつもの日記のノリまんまに戻ってしまった。
こういう時くらい厳粛な文を書けよって話であるが、
生前の爺さんに対する認識が前述の通りだったのでそういう気はぶっちゃけかなり薄い。
婆ちゃんも後腐れがなくなった部分が大きいからか特に気落ちする様子もなく元気だったし、
葬儀も終始湿っぽい空気にならない感じだったからなおさらね。



だがこんなろくでもない不孝者の孫だから爺さん同様地獄行きは免れまい。
だからどうせ地獄でまた会うだろうさ。
昔よく連れて行ってもらったハローマックもそっち側に移転しちゃって久しいし、
その時はまた連れて行ってもらうかね。