鉄と血と亡霊と

仮面ライダーゴースト、鉄血のオルフェンズと個人的に楽しみにしてた新番組が続けて始まりましたよ。
双方とも第一話に必要な要件をきっちり抑えてて手堅い感じ。



仮面ライダーゴーストは淡白めな主人公がいきなり死ぬ
+時間制限ありの復活ミッションスタート
というわりとハードな流れながら、
話がわかりやすくかつサブキャラが皆アク強すぎなおかげで悲壮感が薄くていい感じ。
てか竹中直人竹中直人過ぎてずるいわこれ。
仙人ユルセンに負けてない御成もいいキャラしてるよね。
リケジョの人はまあ・・・カウンターウエイトの常識枠ってことで。



バトルも初変身+バイク登場+初フォームチェンジまでこなして抜かりなく。
ムサシで戦った眼魔も小次郎モチーフぽかったし、
今後も偉人ゆかりのアイテムとシチュがアイコンに絡んでくるんかねえ。



一年枠なのにタイムリミットが99日とか何かありそうなの見え見えだけどどうなるんかなあ。
楽しんでいきたい。



そして新ガンダムである鉄血のオルフェンズも負けてない。
一話で世界観とキャラ見せしてバトルもガッツリ、絶望的な展開からガンダム火星の大地に立つ!までやりきった。



蔑まされてる勢力の下層の下層の視点から物語がスタートするのはΖΖみたいやね。
だから主人公であるミカちゃんも反骨心強めなメンタルかと思ってたら、その辺むしろ醒めてる感じで意外だった。
生き抜こうという意志はあるものの基本オルガの指示を眉ひとつ動かさず遂行するだけの主体性の無さはどう移り変わっていくんだろうね。
ちょろちょろお嬢様に感化されるか、はたまたオルガがいなくなって独り立ちせざるを得なくなるか・・・興味は尽きない。



タイトルに血の字が入る通りにバトル描写も血生臭くていいね。
でもあのパツキン坊やが一話で速攻死ぬとは・・・。
現実は非情である。
ギャラルホルン側より明らかに弱そうなモビルワーカーで善戦してるところを蹂躙するグレイズマジ怖い。
人型ロボットなんて前方投影面積がなんたらで戦車に勝てないがどうのなんて理屈を文字通り蹴り飛ばす小気味良さ。
理屈より絵面の説得力よ。



あー今期の日曜は外出しにくくなっちまったな。
つらいつらくない。