超速変形ジャイロゼッター

見逃し配信が19日の正午で3話に移行しちまうので赤肩ながら2話を慌てて視聴。



…なんだこれ、
1話のご都合展開が嘘のような丁寧な構成で素直に楽しめた。



カケルが昔からりんね相手にフラグ立ててるのを見せつつ同時にイナバウアー!が決め技な理由を出し、
りんねがカケルに気があるのもささっと描写して、
んでもってりんね視点で学園の真の姿をもう一度描くことでおさらいにもなる隙のない導入。
これだけ出来るならなぜ1話で…もういいか。



「はっはっは、仲がいいな二人とも(開く自動ドア)」
やっぱりこの学園長狙ってる。
ここでは総司令でしたすみません。



ロゼッタグラフィーの設定は定石通りではあるが、
石に書いてあるとおりにジャイロゼッターを作ったら予言に名前に挙がってる子供にしか操縦出来ないようになりましたーってことか。
本編では直接的に言ってないけど。
でも他の人間が運転しようとするとシュポーンする構造もロゼッタグラフィーに記された設計通りなんだろうか…。



とにかく、
こういうキッズアニメでまず壁になるであろう子供が戦うことになる理由をちゃんと描きつつ、
自分の子供を戦いに送り出さないといけない不甲斐無さに憤りながらも
自分達の出来ることをしようとするカケルの両親の姿をちゃんと描いてるのはポイント高い。
「素敵よ、ケンゾウさん!」
轟P爆発しろ!



当たり前ながら戦いに出るのに躊躇するりんね熱血バカながらちゃんと考えてるカケル。
こういう話になると雰囲気が重くなりがちだけど、
兄貴の「りんねちゃんなら大丈夫プリー!」や
オペ子ちゃん達、先生のお色気で空気を柔らかくするのも忘れない。
先生のしたちちいいよね、
僕も大好きだ!



メガネさんそのスーツのままラーメン屋でラーメン食わないでくだち!
ラーメンの湯気でメガネが曇るあるあるネタも混ぜてきて、これは…。
今回もなんか高い所に登って指揮をしてるメガネさんだ。

「ライバードを捕らえたぞ!これでゴート様もお喜びになる(メガネキラーン」
あれ、ボスの指示はライバードの破壊じゃなかったっけ…。



戦うことを決めたりんねの背中を最後の一押ししたプリウスの描写を見るに、
個人的にはこのアニメでジャイロゼッター自身が喋らないのは正解だったと思う。
愛車とか愛機ってのはああいうもんなんだよ。



プリウスαいいね、ゼツボー的にかわいいね。
プリウスαイナバウアーで攻撃を避けた時のライバードのポーズと間が絶妙。
カケルの台詞抜きなのが逆によかったねあそこは。
注射を怖がるところといいライバードはコミカルな動きも似合うのがずるい。



1話時点では色々不安だったけど、
俄然楽しみになってきたな。
これからも期待。