今週の獣電戦隊キョウリュウジャー

夏映画の実質的な続編。
作劇・演出の豪華さや30分の枠にストーリーをパンパンに詰め込んだこの空気は完全に夏映画そのものであった。



美琴にジェラシットするやよいちゃんが完全に卑し系メガネでつらい。
キョウリュウジャーが漫画やアニメだったら間違いなくメガネのレンズが照り返しで白くなってるレベル。
ダイゴさんはホンマ罪作りな男やで。



その美琴を洗脳して手中に納めるは大地の闇からの復活勢として再登場した獰猛の戦騎D。
スピリット設定と大地の闇設定は本当に便利すぎる・・・。
夏映画ではデスリュウジャーのスーツを脱いだ首から上しか造型されてなかったDだったけど、
今回の再登場でやっとこさ全身像が明らかに。
でも携えてた復元水入り水筒、
あれって明らかにゴーバスVSゴーカイで出てきたバッカス・ギルの持ってた酒瓶ですよね?
ツカイマワシス・ギル・・・。



今回のキングは大事な友達!大事な友達!な美琴が絡んでるからか、
普段のマイペースな感じが抜けてしっかり感情の起伏を見せてるのが好印象だった。
Dに啖呵を切ったときの語気の荒め方や最後のギャグパートでの悲しみっぷりは普段では考えられん。



10人揃ってからの大逆転は素直に燃えた。
じゅう電戦隊だからマジで10人出るというのが現実のものになった瞬間であった。
ブレイブここに極まれり!(パチィン



ミュージカル調だった夏映画を意識してか、
今回も挿入歌入りまくりの使いまくり。
Dino Soul(古代ver)をBGMにしながらのスピノダイオー合体からBGMをDino Soul(現代ver)に切り替えてのスピノダイオーVS巨大Dは、
短い尺ながらトバスピノの玩具買っといてよかったと思える出来。
ピノダイオーはキョウリュウジン系列の獣電巨人で一番のイケメンだと思う。



すげえよキョウリュウジャー、一体何回山場あるんだよ…それでいて飽きないのは脚本の妙か。