連休2日目

というわけで、2日目は姫路まで日帰りで出かけてきた。



京都からJR新快速でひたすら西へ約2時間・・・なげえ!しかも風景は単調!
暇つぶしに持ってきたPSPで約1年ぶりに再開した第二次スーパーロボット大戦Z再世編が捗る捗る。
流石に新幹線使うような距離でもないんでこういうのも悪くないんだな。
そういや去年のGWも約1年ぶりに第二次Z再世編再開したわーって言ってた記憶が・・・。



2時間も気づけばあっという間、と姫路に到着。
おーおー駅からもバッチリ姫路城ちゃん見えとるわ。
ではまずは・・・駅近くの商店街の玩具屋に!
もう習性みたいなもんやねん。



古そうな玩具屋が2件あったけど掘り出し物なんぞあるわけがなかった。
バトスピの古いブースターや構築済みデッキがあったくらい。
時期的なこともあってか五月人形と兜飾りがメイン商材として並んでた。
でもダテマや愛の人はともかく真田の六文銭の意匠が施された兜は催贈ったり飾るには不吉な気がするんれすけお・・・(陳列を見ながら)
昔から人気の武将だからそうでもないんかねえ。
冷やかしはアレなんでバトスピのブースターを買って店を出た。



初っ端からの寄り道はそこそこにしてさっさと姫路城に行くべ。





シコマサでもお世話になってる姫路城ちゃん!
本日はこのカード絵のように快晴、その白い肢体をぜひこの目で!





マジカヨ!なんか工事してるじゃん!
これじゃあ防御値35%ダウンだヨーゥ!





今年の3月から1年いっぱい天守の改修工事してるそうで・・・。
何で大河ドラマもやってるこの時期に。
この時期だからこそ予算が出たってこともあるんだろうがね。
ところでお前誰よ。




そういうわけで天守への入場はできなかったけど、
千姫ちゃんが姫路城城主になった本多忠政に嫁いでから10年住んでた化粧櫓って建物が特別公開されてたのでそこは見てきた。
忠政の嫁になって子供生まれるまでは幸せそうな感じだったけど、
跡継ぎの息子が3歳で早世した後旦那も母の江ちゃんも相次いで亡くなってそのまま出家したとか大阪の陣後もわりかしきつめの人生だったんだなぁ千姫ちゃん・・・。
おい聞いてんのか眼鏡よぉ。
そういう旨が描かれた展示を見るのに必死で化粧櫓関連の写真撮るの忘れてましたとさ。



そういや、本多忠政の他にもパンフをよくよく読んでみたら浅野長政の名前が。
なんかオバくね?
池田ァ!の子供が作り直した今日まで残る白い姫路城になる前の、
秀吉指揮下の姫路城改修(大河でおなじみのあの砦レベル状態から一人前の城になった時の改修)で官兵衛と共に浅野長政が関わってたとか。
オバチニウム合金確認!





別の棟でやってた特別展示の官兵衛と長政の鎧(レプリカ)の写真は撮った。
係員さんの無慈悲な「後ろの鎧は江戸時代以降の鎧のレプリカです」って言葉がひどかった。
この流れだと黒田二十四騎の鎧とか思いますやん。






日本号(レプリカ)も。
こうやってたへーの逸話が語られる度に槍を持ってかれたギャル島の株が下がるのだ。



姫路城を一通り見た後は城下にある軍師官兵衛大河ドラマ館へ。





大河ドラマ館で唯一撮影OKだったのがこちら、有岡城地下の牢獄セット再現。
暗くてあんまし綺麗に写真撮れなかったんだけど・・・。
よっしゃ『黒田の双つ牢』ごっこしようぜ!
僕ゴクソツリニンサン役な!



それはともかくとして、
大河ドラマ館はややチープだったもののドラマの資料と歴史資料を併せて見せてもらえたんでまあそこそこ。
主演俳優のサインも飾ってあったんだけど、失礼ながらシンケンジャーの殿もといダミアンちゃんの字が微妙でモヂカラが弱く感じた。
やっぱり影武者はダメだな!
( 火)<・・・




そっから今度は官兵衛特別展やってる兵庫県立美術館へ。
歴史資料がガッツリ並べてあって満足した。
実物の圧切長谷部の刃の輝きは凄いとしか言い様が無かったよ。



あと印象に残ったのは朝鮮出兵中に無断帰国したせいで秀吉を激ぉこさせて死を覚悟した官兵衛が長政に送った遺書(になる予定だった手紙)かなあ。
めっちゃ長政と家を心配して
「力は大事だけど力を見せようとするあまり家来に暴力的になるとかもっての外」
「信仰もいいけどやっぱ主との上下関係のが大事だと思う」
「お母さん大事にしろよ」
と新社会人に対する教本みたいな文面になってるのがなんというか・・・。
豊臣の世に陰りが見え始めて心配性になってただろうというのを置いといても官兵衛の人柄が見えてくる。



大河ドラマを見て『冷徹な軍師たる官兵衛がこんな綺麗な主人公気質とかおかしいんれすけお!1!1!!1!!111』とクソコテる人をよく見るけど、
計算高い軍師としての一面と同時に人間としての温かみも持ってたのは間違いないと思うよ僕は。
で、何が言いたいかというとエロ年増兼慈母としてキャラ付けしたシコマサのクロカンはやっぱ上手いなということなんです。




見たかったものを一通り見た後、姫路名物のえきそばを新快速発車のリミットに焦らされながらたぐって帰宅。
やっぱ日帰り旅行って忙しすぎるし疲れた・・・。
でも楽しかったな。